第5話のラストが衝撃すぎて、第6話の放送が気になって気になってという一週間でした。
桑原(風間俊介)が会っていた田村聖奈(中村里帆)という女性の遺体が港で発見されました。
しかも、聖奈の頭は拳銃で打ち抜かれていた。
そして、彼女と会っていた桑原とはその後連絡がとれないという状況。
不安で不安で仕方がありません。
平は朝顔に「仕事だからだろう」と、朝顔をその場しのぎでなだめていますが、自分が朝顔の立場で夫の現状を知らされたら食事も喉を通らなかったと思います。
桑原は絶対に人殺しをするような夫だとは思いませんが、連絡が取れないことには不安は拭えません。
状況も分からないまま朝顔は出勤しましたが、丸屋から「解剖してもらう遺体は神奈川県警の捜査員に撃たれた可能性があり、その捜査員は、桑原刑事です」と告げられた瞬間、よく立っていられたと思います。
気絶しなかったと思います。
浮気どころの話ではなく、女性の頭を拳銃で撃ち殺した!?
「朝顔」らしくない衝撃のストーリーだと思いました。
更に、捜査や解剖が進むにつれ、桑原の容疑は深まっていきました。
絵美(平岩紙)から報告を受けた朝顔は、法医学教室を後にしますが、その時つぐみもつれてきていたのですよね。
しっかり母親をしなければいけないけれど、自分の脚で立っていられるだけでも不思議ではない状況です。
そんな不安で不安でどうしようもない時、桑原の姉・忍(ともさかりえ)が万木家に来てくれました。
本当は忍だって弟の事が気になって心配でどうしようもないのでしょうが、やっぱり姉は強しですね。
桑原の状況を平に伝えずに父親の事を考えた朝顔、そんな朝顔を心配して元気づける姉の忍、家族の絆の強さに涙がこぼれそうになりました。
いつもほんわかしていた万木家の日常がどれほど尊いものだったのだろうかと、第6話にして遠い昔のように感じました。
「朝顔」始まって以来の衝撃の事態になってしまいました。
桑原は「犯人は桐谷だ」と訴えていますが、桐谷は聖奈が撃たれる前に死亡していたということで、桑原を信じたいけれど、現状桑原の証言を裏付けるものは何もなく…
まだドラマ中盤だというのですから、まだまだ桑原の窮地は続きそうな気がしてなりませんが、第7話では桑原の容疑が晴れるのを願いながら見守りたいと思います。